SA/F80AMG キット  エンクロージャー

音工房Zメイン

■Z600-SA/F80AMG■オールインワン自作キット

 

Z600-SA/F80AMG写真

 

 

クリックすると写真が大きくなります。

(※写真はZ600-SAF80AMGを組み立て⇒完成までをイメージした写真になります。発送される商品は高音質ベニヤ、スピーカーユニット、内部配線<片側に金メッキファストン、片側にターミナルを半田処理済>、フェルト、ビスのフルセット商品です。組み立てはお客様自身で行う必要があります。)


Z600-SA/F80AMGユニット特徴

 

2006年はスピーカーユニットの歴史にとってある
ひとつの節目の年になりました。
「MGことマグネシウム」の登場です。



FOSTEXがMG850という純マグネシウム振動板
の形成に成功。後のFE208ES-Rのセンターキャップや、
MG100HRといったハイエンド系ユニットに続々搭載され
たのは記憶に新しいところです。





このマグネシウムフィーバーは自作SPマニアに限らず、
市販スピーカーにも2年ぐらい遅れてこの素材を採用
するメーカーが続出しました。



例えばペアで370万円するJBLのS9800SE2のミッドドライバーや
高級プレーヤーで有名なESOTERICのスピーカーもマグネシウム合金を
採用するにいたり、



自作スピーカーマニアから一般オーディオファンの間でマグネシウム
は広く伝わりました(もちろんハイエンドの話ですから値段はかなり高いです。)
何故マグネシウムがここまで注目されているのか?

それは内部損失が金属の中ではずばぬけて高いからです


以下はフォステクスのMG850の説明書です。



内部損失が高いというのは簡単に言うと音がだらだら共振せず
に締りのある「キリっと」した音を出してくれるということです。
アルミ系のツィータ-によくある金属の鳴きによる煩ささがほとんどないということです。



こんな優れた特徴を兼ね備えていることから、
ツィーター以外への利用はなかなか実現がむずかしかった
金属系素材が、ウーファー部分(フルレンジ部分)への利用
に広がりだしたのです。



そんな状況の中、サウンドアティックスがDIY−AUDIOと
いうブランドで8センチのフルレンジでこの”マグネシウム”を搭載したユニット
SA/F80AMGを発売。マニアの間では密かなブームが 起こっていました。



このSA/F80AMGはマグネシウムを振動板に
使っているとはいっても完全な純マグネシウムではなく、
”マグネシウム合金”と呼ばれ、他の金属とマグネシウムを
混ぜた素材でできています。



マグネシウムの含有率はさほど高くなく数%という話です。
では何故このユニットがここまでマニアの心を捉え、
ブームの火付け役となったかといえば、


このユニットが、他のマグネシウム系ユニットの
特徴に近く低域は”ずっしりと重みがあり””太く”、高域は金属の癖がなく
”分解能が高い”まさにマグネシウムの音色をだしたから
でしょう。



フォステクスのFEシリーズなんかをハイアガリ(高域のレベル
が高い)と呼ぶなら、このSA/F80AMGはローブースト(低域の
レベルが高い)型と呼ぶことができます。


Z600-SA/F80AMGのエンクロージャー特徴

Z600シリーズは非常に評価の高いフルレンジユニット
の実力を200%引き出すために、ユニットごとに何度も
試作を繰り返して商品化された音工房Zのオリジナル
エンクロージャーです。


外観的にはシンプルなデザインですが、綺麗に組み立て塗装しても
らえれば高級家具に負けず部屋のインテリアにマッチした
おしゃれなスピーカーに仕上ります。

外観のベニヤにはスピーカーエンクロージャー材として
最高級のフィンランドバーチベニヤとロシアバーチベニヤを利用してい
ます。(外観にフィンランドバーチ、ポート部分にロシアバーチベニヤを利用)
バフルには45度の斜めカットを予め施した上、音工房Z特性の積層バーチダクト
も美しさを引き立てています。


8センチという小口径のためよほど広いスペース(20畳以上)
で大音量で聞くスタイルには向きません(パワーはそれほどはいらないので)。
小音量から中音量で聞く 分には16センチウーファー並の低域を
実感してもらえると思います。

Z600-SA/F80AMGのキット特徴



   初代           二代目

Z600-SA/F80AMGは当初完成品(Z800-SAF80AMG)として
販売していましたが、どうしても完成品だとコスト的に高く
なってしまい、量産もしずらい商品になってしまいました。


「もうちょっと安価にならないか」というメールも多くいただいたので、
「今まで自作をしたことがない方が手間や資金を考慮しても手軽に取り組める」
そんなコンセプトの商品でつまりキット商品と再開発いたしました。

手軽と言っても音はこれまで大変高い評価 をいただいていてきた商品ですので、
初心者だけでなく上級者の方にも手にして欲しいスピーカーです。
今まで自作スピーカーを作ったことがない人にはコストパフォー
マンスの高さに驚いていただけると思います。


自作スピーカーを始めるには結構いろんな工具を揃えないといけないし、
パーツもいろいろ買ってこないといけないのですがZ600-SA/F80AMGは
最小限の工具だけで組み上げることが可能です。

 

キットの特徴は
●ベニヤからユニット、内部配線までを全てセットにしてご提供
●ターミナルには内部配線がすでにハンダ付けしてありますので、ハンダ付け不要
●内部配線の先端には金メッキのファストン端子がついていますのでハンダ付け不要
●ターミナル穴、ユニット、バスレフポート穴は全てあけてありますのでドリル不要
 (ネジ穴はありませんので、錐であけてください)
●バフル斜め45度カットは結構大きなルーターで通常削りますがカットしてあるので不要
●小さな吸音材がカットしてはいっておりますので別途購入不要

いかがですか?
あと組み立て部分にダボ穴のプレ加工を入れればほとんどニトリの組み立て家具
と変わらない状態までいきます。が、それをするとコストが上がってしまうので今回はダボ加工等は見送りました。


Z600-SA/F80AMGはこんな悩みをもっているあなたに購入してもらいたい
スピーカーです。


Z600-SA/F80AMGの音の傾向

 

●Z600-SA/F80AMGを購入して欲しい人は以下のようなお悩みをお持ちの方です●

これまで自作スピーカーを作ったことがなくどれから初めていいか分からなかった人
マグネシウム振動板の音を体験したことがない人
凄い低域のでるバスレフを欲しい人
バーチ合板の箱は100万円払わないと手に入らないと思っていた人
ナローレンジでもバランスよく綺麗に鳴るスピーカーをほしいと思っていた人
ネットワークがなく鮮度の高い自作の音を一度も体験したことのない人
SA/F80AMGを購入したが箱の設計で迷っている人



●以下に該当する人はZ600-SA/F80AMGを購入しないでください●

JBLの38センチウーファーより低域がでると思っている人
やっぱり「ウーファーは紙に限る」と自信をもって断言できる人
  軽く・音離れのよい低域が好みの人


●全体的な音の傾向●
バランスの良い鳴り方をするスピーカーです。あえて欠点を申せばバワーが入りにくいことになると思います。通常の聞き方をされる分には十分だと思いますが、20帖ぐらいの部屋で大爆音で聞くには適していません。FOSTEXのFE系のスピーカーユニットに比べれば低能率型でアンプのパワーをかけることで太い低音を出してくれます。

 

 



DIY AUDIOのSA/F80AMGに合うエンクロージャーです。数多くの試作・視聴を繰り返してて生まれた音工房Zの自信作です。

※スピーカーユニットは付属しますが、お持ちの方は
-8000円でキットのみの購入も可能です。

 

 

   


 

全15mm厚のフィンランドバーチベニヤを全面的に採用いたしました。側板の斜め45度は予めカットしてあります。



 



15mmのベニヤを4枚積層+バフル分で75mmの「piled barch dact」です。ダクトからでる低音域に加わった天然のバーチの響きをご堪能ください。


 

    

バックロードホーンを作り続けてきた工房だからこそ可能な超高精度な合板カットでお客様の作りやすさをバックアップします。

(※ボンドをつける前に仮組みをしていただき、相対誤差が±0.2mmを超える場合は返品してください。新しいものと交換いたします。)

 

 

Z600-SA/FAMGは他に書ききれないほど徹底的な細部へのこだわりを持ったスピーカーです。


バナナプラグ対応の金メッキターミナル採用
金メッキファストン端子を半田づけしたあります。
内部配線に高品位OFCスピーカーケーブルを標準付属
埼玉県の自社工場で一台づつ手作りで作っており100%ハンドメイドインJAPANです。

 

さらにZ600-SAF80AMGをご購入したいただいた方には
以下の特典を全て無料でプレゼントいたします。

 



 


大山へ直接メールによる相談することができます。
スピーカーの制作、塗装、音出し、セッティング等で
迷われたことがありましたらメールでご質問ください。
2営業日以内のご返信を心がけています。
(購入時メールサポート”希望する”をチェックしてください)

 






音工房Zの商品を購入したいただいたお客様だけが受け取る
ことができる”サポートメルマガ”を定期的に受け取ることができます。
サポートルマガでは新商品の割引案内や、通常メルマガには書かない
超レアな木工動画、塗装動画、オーディオ動画を配信予定です。

過去のものは全て閲覧することが可能です。配信は月1程度
で内容は変更になる場合があります
(購入時メールサポート”希望する”をチェックしてください)


        

(サービス希望 の方は申し込みページの”サポートメール希望する”
にチェックを必ず いれてください。)


現在6,980円で販売している木工塗装の動画セミナーZ200基礎クリヤー塗装編をZ600-SA/F80AMGとの
同時購入に限り+980円でお付けいたします。
Z200について詳しくはこちらをごらんください。お客様のPC環境によっては
閲覧できない可能性もありますので、ご購入前に必ずサンプルファイルを
ダウンロードして再生できるのをご確認ください。<商品発送完了時の
メールでダウンロード先をお知らせします>


※写真はイメージです。映像をダウンロードしていただく商品でDVDではありません。

Z600-SA/F80AMG 動画

 

モノラルニアフィールド測定

「chant」

「firebird」

「emilie-claere barlow」

<過去に販売していたZ600-SA/F80AMGの結果です。音はほぼ同じものになります>

Z600-SA/F80AMGお客様の声

中村 則文 様 

「この小さなユニット、小柄なエンクロージャから信じられない位の堂々とした鳴りっぷりに感動しました」

いつもお世話になっております。

 おととい商品が到着しました。迅速な発送有難うございました。 昨日の夜やっと自宅の部屋に設置が済みましたので感想を書いてみます。

 QUAD-11Lは気に入っているSPのひとつで、ラインナップから外すのは私自身に抵抗があったのですが、狭い部屋で他に設置場所を確保する事もできないので、諦めて当初の予定どおりQUADを外し、「Z800 -SA/F80AMG」に置換えました。

 QUADがバーズアイ・メープル柄で強烈なテカテカのクリア塗装であったので、QUADに見慣れていると幾分地味な感じがしますが、新型Z800の仕上げは落ち着いた感じで好感をもちました。

 パワーアンプはヤマハのMX-2000、プリアンプはアキュフェーズのC-270で、コンペンセータ(ラウドネス)が2系統あるのですが、普段はA(補正が多いほう)を使っており、低音がよく出るターンベリーを使う時は補正が弱いほうの@を使うのですが、AMG仕様のZ800は、@で充分な低音が出ています。

 一番最初に音が出た時に、「えらく音量が小さいな」と思ったのですが、それは私が今まで使ってきたSPが、タンノイのターンベリーを筆頭に比較的能率が高いSPばかりで、それに慣れきっていた為で、AMGユニットの大きさからすれば能率が低いのは当然で、アンプのメーターの振れが大きいのを見るとえっ、という感じがしたのですが、A級動作アンプなのでメーターの振れと消費電力は関係ないので、 気にする必要はないと自問自答しております(笑)。

 初音だしは青江三奈さんの「長崎ブルース」でした。青江さんの曲はベースの低音がしっかりしているので、低音の出具合いと共に彼女のしゃがれ声(失礼!!)を確かめてみたかったのです。青江さんの次は森昌子さんの「若草の季節」、森さんが溌剌とした声で伸びやかに唄っているようで 心地よかったです。

 真新しいSPなのに古い唄ばかりですみません。

 3曲めは新鋭ジャズシンガーMAYAさんの「La La(Means I Love You)」「Love Potion No.9」物凄く低音がしっかりしています。SPから離れて聴くと、小柄なZ800-F80/AMGからの音かどうか疑いたくなるような堂々とした 鳴りっぷりで、思わずにやけてしまいました。

 私はどちらかといえば「大音量派」ではないのですが、低音がしっかり出てくれる分、振動板の振幅がかなり大きく、長い事使っていると ダンパーがへたりはしないか(腰が抜ける)少し心配です。

 しかしこの小さなユニット、小柄なエンクロージャから信じられない位の堂々とした鳴りっぷりに感動しました。

 まだ鳴らし初めで、これからエージングが進むのが楽しみです。

 前作に続き、大山様気鋭の作品を私にわけて戴き、本当に喜んでおります。

 ファーストインプレッションとしての感想でした。

<過去に販売いたしましたZ600-SA/F80AMGの完成品(Z800-SAF80AMG)
のお客様の評価です。音はほぼ同じものになりますので音の評価部分のみご参考にお願いします>

TS様


「低音、高音域は見かけからは想像できないほどのしっかり感があって正直びっくりしました」

 

以前より「音工房Z」様のメルマガを拝見していて今回購入を決意しました。普段から古いシステムをとっかえひっかえして音楽を楽しんでおりましたが、昨日到着しましたので早速ここ最近オキニのプリメインアンプ「PIONEER A-8(対米輸出仕様品)」に接続していつもスピーカーの聞き比べの時に使っているバッハのバイオリンコンチェルトとヘンデルのバイオリンソナタを聴いてみました。

開梱して見た第一印象は大変失礼ながら「こんな小さなシングル一発ユニットでまともに音でるのかな〜」といったものでしたが、音を出してみるとメインの中音域でややくもった感じがありますが低音、高音域は見かけからは想像できないほどのしっかり感があって正直びっくりしました。この先エージングが進めば中音域ももっと期待できるのでは、と思っております。


写真には写っていませんが先日衝動買いしたパイオニアのPMシリーズ(値段は倍)よりずっとクリアでいい音しています。
これからの音工房Z様のさらなる御発展をお祈りします。

<過去に販売いたしましたZ600-SA/F80AMGの完成品(Z800-SAF80AMG)
のお客様の評価です。音はほぼ同じものになりますので音の評価部分のみご参考にお願いします>


M2様

「あらためてスピーカを見やると、この小さなユニットでここまで、と改めて驚きます。」

さて、とるものもとりあえずセッティングと音出しです。
リビングに並んで設置していたVICTORのSX-WD5(ウッドコーン)と DIATONEのDS-500のどちらかを撤去ということで、奥様が金管の音が下品だと嫌っていた
DS-500にお引き取り願いました。

なお、アンプはVICTORのAX-1100、CDデッキはSONYの555ESAという組み合わせです。 奥様が腕組みして見守る中、どきどきしながらまずは金管の活躍する

チャイコフスキーのSym4番からスタートです。
出だしの金管の合奏、おっ、これはすごいぞ!
とても上品で嫌みな音が全く出ません。ホルン合奏など、鳥肌が立ちそうです。
次のフレーズは、楽章はと聞き惚れているとあっという間にフィナーレ。


次はラヴェル編曲の展覧会の絵です。
コンサートで聴くこの曲の感動はウチのスピーカでは味わえません。
フィナーレ前の「カタコンブ」の重低音、やってくれます。
最後の「キエフの大門」、こちらの手が動きます。体が揺れます。
とても感動しました。


あらためてスピーカを見やると、この小さなユニットでここまで、と改めて驚きます。 ユニットの特性はともかく、ユニットの能力を最大限に引き出すエンクロージャの力なんでしょうね。

<過去に販売いたしましたZ600-SA/F80AMGの完成品(Z800-SAF80AMG)
のお客様の評価です。音はほぼ同じものになりますので音の評価部分のみご参考にお願いします>

TM様

「本機はその差(アンプの差)をあらわにする性格を持っているスピーカシステムと思いました。」

フルデジタルアンプ(1台、価格約12万程度)と真空管アンプ(1台はEL34パラシングルキット改、もう1台は300Bシングルキット改)の両方で鳴らしてみました。台はタオック製。真空管アンプ2台の勝ちでした。中音域の充実と高音域の倍音の出方から、弾むような音を聴けました。スピーカー下部にバスレフポートがあるので置き台には注意する必要があるかも知れません。低音に関してはダンピングファクタのせいかデジタルアンプは同条件設置で真空管アンプに負けていました。アンプの選定テスト風の感想になってしまいましたが、本機はその差をあらわにする性格を持っているスピーカシステムと思いました。

<過去に販売いたしましたZ600-SA/F80AMGの完成品(Z800-SAF80AMG)
のお客様の評価です。音はほぼ同じものになりますので音の評価部分のみご参考にお願いします>

松 様

「これまでのNS−1000Mでは別にスーパーウーファーを鳴らすことがありましたが これからは必要なさそうに思えます。 」


こんにちは、先々週にZ800-SAF80AMGを購入させて頂きました、松本です。

初めての自作スピーカー(もちろん自分ではありませんが・・・)、
わくわくしながら、DENON RCD−38Mに接続し、鳴らし始めました。

これまでのYAMAHA NS−1000MMに比較して、当初はなんとなく
形に嵌ったような硬い音質で、正直、自作スピーカーって、こんなもの
だったのか、と少々ガッカリしました。

しかし、約1週間エージングを進めるにつれ、柔らかい豊満な音色が出始めました!

金管やギター、シンバルなどの金属系は、マグネシウムの特性?きりっと
引き締まった音が出てきますね。

バスドラムのドスンという音も、アンプ側のトーンコントロール無しでも明確に、豊かに 響き始めました。

これまでのNS−1000Mでは別にスーパーウーファーを鳴らすことがありましたが これからは必要なさそうに思えます。

大山さんのナチュラルカラーのバーチエンクロージャーと、DIY AUDIO SA/F80AMGが
次第にそのカラーを深めていくことをゆっくり楽しんで行きたいと思います。

このたびは素晴らしい製品をありがとうございました。

(完売おめでとうございました!)

<過去に販売いたしましたZ600-SA/F80AMGの完成品(Z800-SAF80AMG)
のお客様の評価です。音はほぼ同じものになりますので音の評価部分のみご参考にお願いします>

A・M 様

「これまでも、いくつかのガレージメーカーさんの製品を経験しましたが 品質、音質、あらゆる面で最右翼と感じております。 」


  今回は、購入の意志は固めたものの、ナチュラルカラーにしようかブラウンにしようかと迷っているうち、ナチュラルカラーが完売。 否応なく、ブラウンに踏み切りましたが、むしろこの色調が周りと溶け込み結果オーライでした。

  手元に落ち着いてから一週間、当初は自室のオーディオラックの空きスペースにセット(写真)。ニアフィールド的に聞いておりました。プリメインの「Accuphase E-460」は、やや蛋白なところがあるのと、 高出力と高いダンピングファクターが仇になったようで、少し薄っぺら い感じだなと思っていましたが、ここに来てかなり腰のある感じに変化 しました。

  本日2枚目の写真のように、本来の設置目的の仕事場に移動。 スペースの関係で、フルサイズのコンポが置けないため、スピーカーはほとんどくっついた状態で、外振りに(逆オルソン方式)。アンプは「DAYTON DTA-100a」に、音源はipodかPCのインターネッ トラジオで仕事中に流しています。 現状では、デジタルアンプのメリハリ感とバランスの方が、大山様の 「Z800-SAF80AMG」にマッチしているようです。
 

 結構はっとするような高音、低音も流れてきております。 とにもかくにも、導入前のPCスピーカーとは雲泥の差であることをご報告いたします。これまでも、いくつかのガレージメーカーさんの製品を経験しましたが 品質、音質、あらゆる面で最右翼と感じております。 また、素敵な製品の開発に期待しております。

<過去に販売いたしましたZ600-SA/F80AMGの完成品(Z800-SAF80AMG)
のお客様の評価です。音はほぼ同じものになりますので音の評価部分のみご参考にお願いします>

篠田様

「オーケストラの中の木管楽器の低音がこれほど豊かに響くのをこれまで聴いたことはありません!」

私はオーディオ自体の知識はあまりありませんが、25年以上クラシックを中心に音楽を愛して止まない者です。

先月末に本製品を受け取り、年末年始をはさみましたので聞き始めてから2週間、15時間程度になります。音出し初期の高音の金属的な響きはほとんどなくなりました。

まず製品の美しさに圧倒されました。非常に精巧に加工され、塗装が美しく、木目と艶はまさに高級家具並みだと思いました。(今後も大切に扱い、底部にも傷を付けたくないと思います。)と同時に、これだけ小さなスピーカーで音に満足できるだろうか、とも思いました。

これまでのスピーカーは20年前のコンポのもので、16cmウーファーとツイーターの2Wayでしたので、このユニットを見ただけで正直不安になりました。というのも、主に聞くソースがマーラーやショスタコーヴィチのフルオーケストラが中心でしたので。(他社の製品も含め、8cmのユニットでオーケストラ視聴に関するレビューは少なく、購入には本当に悩みました。)

しかし、最初の音出しから衝撃的でした。低音から高音まで、これまで視聴してきたものが何だったのかと思うほど豊かな音でした。オーケストラの中の木管楽器の低音がこれほど豊かに響くのをこれまで聴いたことはありません!(コントラバスやチューバは言うまでもありません)。そしてフルレンジの音源定位というのはやはりすばらしいですね。定評あるユニットということもあるのでしょうが、この箱の鳴りが秀逸なのだと思います。精度が高く堅牢なのだと思います。

もともと出力数Wのキットの真空管アンプで小〜中音量で聴く者ですが、このスピーカーのパフォーマンスなら爆音が好まれそうなマーラーやショスタコーヴィッチの交響曲でも、私には十二分に感動します。また、リスニングルームも4畳程度でスピーカーから非常に近距離です。そんな悪条件の中ですが、このスピーカーに出会った今、これ以上の物はしばらくは求める必要もないというものです。

その他のソースでは、女性ヴォーカルでは、エンニオ・モリコーネ&ドゥルス・ポンテスの『フォーカス』。ドゥルスの声が中空を漂うようで、非常に感激しました。 ピアノ、フルート、弦楽器のソロ、ジャズなど多数聞きましたが、目の前に楽器があるようにリアルに響きます。楽器とその周囲の空気感まで再現するように思えました。これは多分高音域の再生も優れているということなのでしょうか。

もう一つ、このスピーカーにぜひお勧めのアルバムを紹介させてください。ブライアン・イーノの『アポロ』です。このアルバムの出だしはおそらく50Hzくらいの超低音(シンセサイザー)で、そこはさすがに鳴らしきることは出来ませんが、エレキベース、エレキギター、シンセサイザーの音は、まさにこのスピーカー自体が奏でているかのごとくで、美しいアンビエントの世界を再現しました。低音の量感及び柔らかさは地底から響いてくるようで、エレキギターやシンセの美しい響きは天空から舞い降りてくるように感じられました。よろしければお試しください。

最高のスピーカーとの出会いと、非常に心温まるご対応に感謝しております。

最後に現在のシステムについて若干説明します。
CDプレーヤー;marantz CD7300
真空管アンプ;ELEKIT TU-879R (キット改)
(入力管;TELEFUNKEN ECC83、出力管;JJ6L6GC)
(TOICHI Vitamin Qコンデンサー使用)
(ボリュームはアッテネーター使用)
スピーカーケーブル;特にこだわり無し
インシュレーターは暫定的に写真のようなものを使用していますが、まだいろいろと試そうと思います。

改善して欲しい点 : 大変満足していますので現時点ではありません。インシュレーターについて解説、お勧めの物の紹介、製作等はいかがでしょうか。

<過去に販売いたしましたZ600-SA/F80AMGの完成品(Z800-SAF80AMG)
のお客様の評価です。音はほぼ同じものになりますので音の評価部分のみご参考にお願いします>

梶原 正章  様

「小ぶりにかかわらずパワフルでワイドレンジの音に感激。」

5/3午前中に品物を受取り、午後ホームセンターでクランプを8個購入して早速組て初め2個とも21時に完了する。5/4朝からサンダーをかけオイルステインを4回塗りサンダーをかけワックス塗り、ユニットを取付け16時に完成。 24年ぶりの自作5作目思ったより早く完成。
早速デノンのampで視聴、小ぶりにかかわらずパワフルでワイドレンジの音に感激。
その後、パソコン机のSONYのミニコンポにつなぎitunesでジェームス・ラスト・オーケストラの曲を聴き、大変満足しています。

田村修二  様

「この小さなSPでこれだけ質の高い音が出るのには感心しています。高・中・低音域のバランスも良く、しかも想像した以上に質の良い低音が出ているのにはびっくりです。」

「GWにスピーカーを作ろうキャンペーン」に触発されて、ついついポチットやってしまいました。1階リビングにはそれなりの大型SPを置いて時々大音量でクラシック音楽を楽しんでいる者です。ただ女房がいると、思うような音量で聞くことができません。2階の書斎(8畳くらい)には、デスクトップ用のPCスピーカーがあるのですが、本格的に音楽を聴くには全く力不足。丁度PA用にと買ったミキサーとパワーアンプが普段は遊んでいるので、邪道ですがこれに組み合わせる小さくてもそれなりの音が出るSPがあればなあと思っていたところでした。価格も適当だし、宣伝や購入者の評価通りならかなりお買い得かなと思った次第です。根がせっかちで、品物が到着した夜から組立て出して翌日夕刻には完成しました。私の組み立て方は釘とボンドだけの一番簡単な方法ですが、板取の精度が高いので綺麗に仕上がりました。釘は側板と裏板にだけ使っているので前からは見えません。早速音を出してみて驚きました。この小さなSPでこれだけ質の高い音が出るのには感心しています。高・中・低音域のバランスも良く、しかも想像した以上に質の良い低音が出ているのにはびっくりです。サイン波で周波数チェックしたら、40Hzまで音が聞こえていました。低域の再生能力は十分ですね。

改善して欲しい点 : SPユニットを取り付ける時、SP側の端子とコードが穴に引っかかってしまいます。強引に端子をユニット内側に押し込むとなんとかユニットを穴に入れることができるのですが、端子がマグネット部分に接触するのではと不安になります。私は、マグネットに接触しそうな部分に絶縁テープを数枚貼り付けました。組み立て方とも関係しますが、もう少し安全なSPの取り付け方なり、接続方法なりがあるといいと思いました。

<大山追記>ファストン部分にスリーブを付ける対応をSAF80AMGのユニットに関しましては全て取らせていただきました。

野中 明人  様


「精度の高いキットでしたので見栄えも音も
綺麗で満足しております。」

40年振り位のスピーカーキャビネット製作でした。キットでしたので非常に楽に組み立てられました。しかも精度の高いキットでしたので見栄えも音も綺麗で満足しております。特にこの様な小型のスピーカは初めてでしたので、当初は薄っぺらい音なのかと思っておりましたが、バランスの良さと、クリアさに感激しております。取り敢えず、昔BGM用として使用していた手持ちのアンプを引っ張り出し試聴しておりますが、真空管アンプでも試したいと思っております。
製作に当たって「トリマー」を初めて使ってみたのですが、その面白さに接することは出来ましたが、ポートを焦がしてしまいました。
次に作る時は、苦手な塗装も頑張ろうと思います。
何れにしろ大変楽しめました。この様なキットを提供して頂き感謝しております。

木村 長仁  様
          
「聞いてすぐに感じましたのは、自然に響く
低音の素晴らしさとその音量です。」

感想を送らせていただくまでに時間が掛かってしまいましたが、色々と訳がありましたものでその辺も語らせていただきます。
この製品の完成版が売り出された当初から気になっておりました。
大山さんが完成品に採用したユニットを試したいばっかりに自分でこのユニットを使用したスピーカーの製作をしていたくらいです。 自分で作成したのはインターネットで見つけた比較的簡単に作れそうなダブルバスレフで、80AMGの専用設計ではないものの早く聞いてみたかったのでそれに決めました。
時を同じくしましてその頃は月刊STEREO誌にスピーカユニットが付録されており、そのスピーカも誌上に掲載されていたダブルバスレフを採用し良い比較対象になるだろうと2ペアの製作に入りました。
さて2ペアのスピーカーは完成し視聴というところとなりました。
いくら専用設計とはいえ本の付録レベルのスピーカーと比較するのは80AMGに失礼(笑)というものですが、ダブルバスレフ形式で内部の異なる設計がどのような響きの違いになるのか興味深々でした。
結果は80AMGを搭載したものが断然良く、特にこのユニットの特徴であるところの低音の鳴りっぷりには正直驚きました。 設計については人真似ですが、初めて自分で作ったスピーカに十分に満足しておりました。
満足しておりましたが蜜月は長く続きませんで、その後は家に放置されていたエッジボロボロスピーカを修理して聞いてみたらそっちのほうが良かったりしてこの自作スピーカーの稼働率は限りなく0状態でした。
ここ数ヶ月は作業計画が無く退屈していた矢先にZ600のメールが届きました。
以前から欲しかったものがキット化されて低価格での販売とあれば飛びついたのは言うまでもありません。
ユニットは自作から転用するつもりで不要にて発注し、翌々日には到着。
速攻で製作に着手し、翌日には何事も無く完成と行きたかったところなのですがやってしまいました。 勢いあまって80AMGのエッジを串刺しの刑にしてしまいました。 取り合えずゴムシートを薄く切ったものをゴム系の接着剤で補修しましたが80AMGをもう一個買ってしまいました。この製品いいですね、フルキットなので何も不安が有りませんし、相変わらずの寸法精度で綺麗に作れました。ただ、もう少し丁寧にユニット装着作業をすれば穴は開けなくても済んだとは思うのですが、最適な位置にネジを垂直にねじ込むのは難しいです。
長々済みません、スピーカーの感想です(追加購入した80AMG装着後です)。
聞いてすぐに感じましたのは、自然に響く低音の素晴らしさとその音量です。
転用した80AMGが前に収まっていたエンクロージャーはダブルバスレフのはずでしたのに、このZ600には遥かに及びません。
ユニットとの相性というか特性を生かした設計と試行錯誤を繰り返し完成に至った製品の素晴らしさに感銘を受けました。特にボーカルものが良いですねー、大山さん推奨のエミリークレアバーロウも抜群でしたが、身近なところでは娘にせがまれて聞いたSMAPのライオンハートがびっくりするくらい良かったですよー、是非聞いてみてください。
最後になりますが、大山さんのますます新製品に対する情熱を燃やされて私が飛びつくような商品を是非御願いします。よろしく御願いします。

橋本様

「とにかくz600にはびっくりです。これ以上の音はJBL?BOSE?タンノイ?アルテック? 2s305?(古っ)どれも無理です。」

すばらしい音の世界をありがとうございます。 z600すご過ぎです。こんな音聞いたことありません。まるでJBL38センチが鳴っているかのようです。で目をあければそこにはちいさくかわいらしいz600があるだけ。 ボーカルよし、ジャズよし、ビートルズよしまったく文句のつけようがありません。 小生はff85k+yamahaサブウーファー+カマベイアンプ(これがまたいいんだ)で主にジャズを聴いていますが高域以外はz600に完敗です。どうしてこんなすごい音がでるんでしょう?ユニット? 箱?大山設計?低域なんかスーパーウーファーみたいです。 でもff85kの高域はすごいですね。これ以上は100万出しても無理かと。30khz位出ているんじゃないかな?どう思います? とにかくz600にはびっくりです。これ以上の音はJBL?BOSE?タンノイ?アルテック? 2s305?(古っ)どれも無理です。たった2万ですごい音ありがとうございました。

嶋澤様

「買わなければ損をする傑作だと思います。」

噂に違わぬ大山先生の高い整板精度に感謝しております。私はかなりSP BOXの製作経験がありますので、独自の方法で組み立てましたが、寸分の狂いもなく完成しました。塗装後充分に乾燥させてSPを取り付け音出しをしました。皆様のおっしゃる通りサイズからは信じがたい豊な低域に感動しました。これはSPの性能だけではなく、サイズの割りにずっしりと重いBOXや、吸音材の量によるところが大きいと思います。中高域も昔のFE103に比べてソフトで自然な感じがしました。結論として流石に低域は大型SPには敵いませんが、全体的にはコストも含めて最高のパフォーマンスが得られました。買わなければ損をする傑作だと思います。大山先生ありがとうございました。 改善して欲しい点 : サランネットがあれば尚助かります。

 

Z600-SA/F80AMG仕様

 

ユニット   DIY AUDIO SA/F80AMG
周波数特性    63hz〜22khz
最大入力     15w
インピーダンス   8Ω
寸法      幅155mm×高さ300mm×奥行き250mm
エンクロージャー形式   バスレフレクス型
ターミナル    埋め込みタイプ(バナナプラグ対応)
内部配線    OFCケーブル
エンクロージャー材  
フィンランドーバーチベニヤ15mm⇒ポート以外のパーツ全て
ロシアバーチベニヤ15mm⇒ポート部分

不明なことがございましたらこちらより大山に直接ご質問ください。

Z600-SA/FAMG Q&A

●商品に付属されるものは何ですか?
  A:下の写真にありますとおりスピーカーを音出しするまでに必要なもの
全て入っております。フィンランドバーチベニヤ、バーチポート、 スピーカーユニットSA/F80AMG、ターミナルハンダ済&ファストン付きケーブル、 フェルトのペア分です。

●送料はいくらかかりますか?
  A:全国一律1200円になります。完成品は1500円になります。

●返品は可能ですか?
A輸送中の事故、制作上の不備などは当方で対応させていただきます。

●ベニヤの木口の抜けや部分的な変色は返品交換は可能ですか?
A天然のバーチベニヤには節にあたる部分に木口の抜けや茶色や黒に変色している箇所がはいる場合があります。品質には問題はありませんので返品交換対応はできませんのでご了承ほどよろしくお願いします。

 

■Z600-SA/F80AMG

 

商品販売は終了いたしました。


 

 

 




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